CONCEPT

ポラーノの広場

「宮沢賢治」の作品「ポラーノの広場」よりコンセプトをいただき、
スタッフや生徒さん達のいろいろな発信の場を提供していきたいと思っております。
各コレクション別に、いろいろな世界へ皆様を誘っていければと、スタッフ一同日々考えを巡らせております。

つめくら灯ともす 夜のひろば むかしのラルゴを うたいかわし 雲をもどよもし 夜風にわすれて とりいれまぢかに 年ようれぬ  まさしきねがいに いさかうとも 銀河のかなたに ともにわらい なくてのなやみを たきぎともしつつ はえある世界を ともにつくらん

「そこへ夜行って歌えば、またそこで風を吸えば、もう元気がついてあしたの仕事中からだいっぱい勢がよくて面白いような、そういうポラーノの広場をぼくらはみんなでこさえよう。」

「ぼくらはねえ、冬の間に勉強しよう。みんなで同じ本を読んで置いて、五日に一晩あすこの工場に集って、かわるがわるたずねたり教えたりすることをしよう。」

「そうだ、諸君、あたらしい時代はもう来たのだ。この野原のなかにまもなく千人の天才がいっしょに  お互に尊敬し合いながら、めいめいの仕事をやって行くだろう。
ぼくももうきみらの仲間にはいろうかなあ。」

そして私たちはまっ黒な林を通りぬけて、さっきの柏の疎林を通り古いポラーノの広場につきました。

そこはいつものはんのきが風にもまれるたびに青くひかっていました。

わたくしどもの影はアセチレンの灯に黒く長くみだれる草の波のなかに落ちて、まるでわたくしどもは 一人ずつ巨きな川を行く汽船のような気がしました。

宮沢賢治「ポラーノの広場」より抜粋

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